"修士・博士課程学生募集中"

知りたいこと

我々の研究室では、固体表面や界面で起きる現象を対象とした実験的研究を展開しています。特に吸着分子の化学反応やそれに付随する電荷・エネルギー移動といった、触媒反応に関わるレアイベントを微視的に理解することを目指しています。界面は様々な微視的変換過程の舞台となりますが、化学結合が切れたり、電子やエネルギーが移動するときに、主役の原子や分子・その周りの媒体はどのような構造・運動状態にあるのか?どのような自由度が反応をドライブするのか?多様な分光実験を基に明らかにすることを目指します。

研究方法 

極短パルスレーザーを用いた時間分解電子・振動分光法と、超高真空下での表面科学的分析手法(光電子分光,電子線回折,反射赤外吸収等)を組み合わせこのような問題に取り組みます。また、動作中の「活きた触媒表面」を直接観測するオペランド分光法と呼ばれる実験手法を駆使して、実際の触媒ではどのような表面反応が起こっているのか、その微視的な反応機構の理解を目指しています。


東北大学で表面界面スペクトロスコピー2024に参加しました。安村君が発表しました。「単結晶銅表面におけるギ酸解離速度の面方位依存性」

2024.12.16-17

小板谷准教授が国際ワークショップAPXPS2024で発表しました.講演タイトルは"In situ observation of electrochemical CO2 reduction at metal electrode-KHCO3 electrolyte interfaces"

2024.12.3-6

東大物性研究所で国際ワークショップ"Materials Science of Solids and Surfaces using Radiation Field Controlled in Time and Space Domain"が開かれました.スタッフ3人が参加して発表しました.

2024.10.28-31

インドIISER のSamrat Mukhopadhyay教授が来研されました.

2024.9.18

第18回分子科学討論会が京都大学で行われました.運営側としてみんなで頑張りました.小板谷准教授と長塚助教、劉君、安村君が発表しました.お疲れ様.

2024.9.17-21

University of Zurich の Peter Hamm 教授が来研されました。

2024.9.4

清風荘で研修会をおこないました.

2024.8.6

渡邊教授が英国York大学で行われたCoherent Multi-Dimensional Spectroscopy 2024 で招待講演しました.

2024.6.26

インドIISER Pune のPartha Hazra教授が来研されました.

2024.4.25

田中さん,川合くん,我妻くん,三輪くん,元砂くんが新メンバーとして加わりました.

2024.4.1

小板谷准教授が日本物理学会で発表しました.タイトルは"硬X線光電子分光による電気化学反応のオペランド観測"

2024.3.21

長塚助教が日本物理学会領域9において若手奨励賞受賞記念講演を行いました.タイトルは"表面欠陥の電子的性質と吸着構造への影響"

2024.3.19

渡邊一也教授が日本化学会 第104春季年会で発表しました.タイトルは"インジウムナノ粒子による深紫外域局在プラズモンと吸着分子の相互作用"

2024.3.19

長塚助教がドイツのフリッツハーバー研究所で開催されたワークショップ“THz and SFG spectroscopy and related phenomena in Solid-State Physics and Surface Science”において講演を行いました.タイトルは"Electronic properties of surface defects and their effect on adsorption structure on H₂O/Pt and H/TiO₂"

2024.3.11

修士論文発表会で松口くんと劉くんが発表しました.

2024.2.5

渡邊教授が強光子場科学研究懇談会で講演しました.タイトルは「輻射場と物質の結合による新しい化学の探索」

2024.1.26

表面界面スぺクトロスコピー2023で長塚助教,安村君,大槻君,劉君が発表をしました.

2023.12.21

安村君が秋に行われた分子科学討論会で優秀ポスター賞を受賞しました.おめでとうございます.https://www.molsci.jp/activities/award/winner/poster/

2023.12.8

京大化学専攻のソフトボール大会で表面・分子分光合同チームが優勝しました.
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2023.11.22

第9回SFG研究会で,渡邊教授,長塚助教,大槻君が発表しました.

2023.11.13

渡邊教授が2023 Taiwan-Japan Workshop on Crystals Growth, Analysis & Calculation (TJ-CGAC) で招待講演しました.

2023.11.11

長塚助教が第18回日本物理学会若手奨励賞を受賞しました.対象になった研究は"表面欠陥の電子的性質と吸着構造への影響"です.https://www.jps.or.jp/activities/awards/jusyosya/wakate2024.php

2023.10.23

小板谷准教授が日本物理学会で発表を行いました.

2023.09.21

分子科学討論会でメンバーが発表を行いました.口頭発表は渡邊教授,小板谷准教授,長塚助教が,ポスター発表は松口くん,劉くん,安村くん,大槻くんがそれぞれ行いました.
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2023.09.15

小板谷准教授が第1回 先端放射光活用研究会「放射光を用いた触媒キャラクタリゼーションの現在と未来」で講演を行いました.タイトルは"準大気圧光電子分光法を用いた不均一触媒反応のその場観測"

2023.07.22

渡邊教授が19th International Conference on Diffusion in Solids and Liquids(DSL2023)で招待講演を行いました.タイトルは"Water Adsorption and Reactions on Stepped Pt Surfaces"

2023.06.30

森野レクチャーが開催され,独国マックスプランク高分子研究所directorのMischa Bonn教授に講演していただきました.タイトルは”Water and Graphene - a Quaint Quantum Couple”

2023.5.31

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新メンバーとして,安村くん,西多くん,大槻くん,水谷くん,窪田くん,富永くんが加わりました.

2023.03.24

長塚助教が日本物理学会で発表しました.タイトルは,ヘテロダイン検出和周波発生振動分光によるPt(553)上氷薄膜の界面構造.

2023.03.24

小板谷准教授が日本物理学会領域9のシンポジウム"先端量子ビームを用いた表面科学研究の最前線"で講演を行いました.タイトルは,雰囲気制御光電子分光による表面反応過程のその場観測.

2023.03.23

修士論文発表会が行われました.柴田君、山本君お疲れ様でした.

2023.02.06

修士論文発表会が行われました.柴田君、山本君お疲れ様でした.

2023.02.06

吉田くんが博士論文研究発表会で講演しました.タイトルは,”分子集合体における超高速スペクトル拡散ダイナミクスの研究”.

2022.10.14

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渡邊教授が12th Asian Conference on Ultrafast Phenomenaで招待講演しました。

2023.01.04

表面・界面スペクトロスコピー2022で柴田くん,木下さん,松口くんが発表し,木下さんがポスター賞を受賞しました.タイトルはそれぞれ,「ヘテロダイン検出和周波発生振動分光によるPt(553)表面における水分子の吸着構造」,「ヘテロダイン検出和周波発生振動分光によるPt(533)表面における水素と水の共吸着による反応」,「Niシードを用いたグラフェン上におけるインジウム超薄膜の構造制御と深紫外プラズモン応答の実現」です.

2022.12.09-10

小板谷准教授が14th International Symposium on Atomic Level Characterizations for New Materials and Devices '22で招待講演をされました.タイトルは“Operando observation of heterogeneous catalysts by ambient-pressure XPS”

2022.10.21

森野レクチャーが開催され,独国フリッツ・ハーバー研究所のHans-Joachim Freund教授に講演していただきました.タイトルは”Model Systems for Heterogeneous Catalysts at the Atomic Scale: Can Surface Science Contribute? - Action Spectroscopy and Reactions in Confined Space with particular emphasis on Silica bilayers on Ru(0001)”
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2022.10.14

分子科学討論会で長塚助教と吉田くん,木下さんが発表しました.

2022.09.22

吉田くんの論文がACSのVSIに転載されました.https://pubs.acs.org/page/jpchax/vsi/QCP

2022.08.31

長塚助教の論文がJCPLにでました. "Proton Configuration in Water Chain on Pt(533)" https://doi.org/10.1021/acs.jpclett.2c01378

2022.08.12

小板谷貴典 准教授があたらしく着任されました.

2022.08.01

木下絵里加さん,竹内肇くん,所風伍くん,小島祐輝くん,神柱尚汰くん,藤颯太くんが新メンバーとして加わりました.

2022.04.01

RESEARCH TOPICS


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有機固体における振電相互作用



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白金微斜面での水の構造



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不均一触媒反応のオペランド分光



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表面吸着種振動波束ダイナミクス



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分子と輻射場の強結合状態による励起状態ダイナミクス変調


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有機超薄膜における超高速励起子スペクトル拡散


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