京都大学大学院理学研究科化学専攻
分子分光学研究室




分光で解き明かす界面反応の仕組み


不均一触媒やエネルギー変換のブレークスルーを目指して




均一相では難しい反応を可能にする不均一触媒反応や、化学エネルギーと電気エネルギーの変換を行う電気化学反応、光エネルギーを電気エネルギーに変換する光電変換等は、現代社会を支える重要な現象です。世界規模のエネルギー問題を解決するため、これらの現象の効率向上を目指して、国内外で多くの研究が行われています。



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これらの現象においては、「固体と気体」や「固体と液体」、あるいは「異種固体間」の『界面』が重要な役割を果たします。しかし、この『界面』において、どのように化学反応が進行するのか?多くの場合その原子レベルでの詳細はよくわかっていません。理解できていないということが、望ましい特性を示す物質開発への大きな障害となっています。これを解決するために、

私たちは分光計測を用いて、『界面』が不思議な働きをする仕組みを解き明かします。

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Latest News

2025Taiwan-Japan Workshop on Crystals Growth, Analysis & Calculation (@台湾)で渡邊教授が招待講演しました。

2025.5.7

先の日本物理学会での安村君の発表が学生優秀発表賞を受賞しました!おめでとうございます。「銅表面上におけるフォルメートの吸着状態の面方位依存性」

2025.4.18

新歓パーティーを行いました。

2025.4.17

新年度になり、宮田理玖さんと森悠成さんが新たにメンバーとして加わりました。

2025.4.1

日本化学会年会シンポジウムで渡邊教授が講演しました。

2025.3.28

日本物理学会春季大会で長塚助教と安村君が発表しました。

2025.3.18-21

卒研発表会&送別会を行いました

2025.3.10

修士論文発表会が行われました。

2025.2.3

渡邊教授がレーザー学会第45回年次大会で招待講演しました。

2025.1.21

九州大学の宮田潔志先生に集中講義をしていただきました。

2025.12.23-24

東北大学で表面界面スペクトロスコピー2024に参加しました。安村君が発表しました。「単結晶銅表面におけるギ酸解離速度の面方位依存性」

2024.12.16-17

小板谷准教授が国際ワークショップAPXPS2024で発表しました.講演タイトルは"In situ observation of electrochemical CO2 reduction at metal electrode-KHCO3 electrolyte interfaces"

2024.12.3-6

東大物性研究所で国際ワークショップ"Materials Science of Solids and Surfaces using Radiation Field Controlled in Time and Space Domain"が開かれました.スタッフ3人が参加して発表しました.

2024.10.28-31

インドIISER のSamrat Mukhopadhyay教授が来研されました.

2024.9.18

第18回分子科学討論会が京都大学で行われました.運営側としてみんなで頑張りました.小板谷准教授と長塚助教、劉君、安村君が発表しました.お疲れ様.

2024.9.17-21

University of Zurich の Peter Hamm 教授が来研されました。

2024.9.4

清風荘で研修会をおこないました.

2024.8.6

渡邊教授が英国York大学で行われたCoherent Multi-Dimensional Spectroscopy 2024 で招待講演しました.

2024.6.26

インドIISER Pune のPartha Hazra教授が来研されました.

2024.4.25

田中さん,川合くん,我妻くん,三輪くん,元砂くんが新メンバーとして加わりました.

2024.4.1

小板谷准教授が日本物理学会で発表しました.タイトルは"硬X線光電子分光による電気化学反応のオペランド観測"

2024.3.21

長塚助教が日本物理学会領域9において若手奨励賞受賞記念講演を行いました.タイトルは"表面欠陥の電子的性質と吸着構造への影響"

2024.3.19

渡邊一也教授が日本化学会 第104春季年会で発表しました.タイトルは"インジウムナノ粒子による深紫外域局在プラズモンと吸着分子の相互作用"

2024.3.19

長塚助教がドイツのフリッツハーバー研究所で開催されたワークショップ“THz and SFG spectroscopy and related phenomena in Solid-State Physics and Surface Science”において講演を行いました.タイトルは"Electronic properties of surface defects and their effect on adsorption structure on H₂O/Pt and H/TiO₂"

2024.3.11

修士論文発表会で松口くんと劉くんが発表しました.

2024.2.5

渡邊教授が強光子場科学研究懇談会で講演しました.タイトルは「輻射場と物質の結合による新しい化学の探索」

2024.1.26

表面界面スぺクトロスコピー2023で長塚助教,安村君,大槻君,劉君が発表をしました.

2023.12.21

安村君が秋に行われた分子科学討論会で優秀ポスター賞を受賞しました.おめでとうございます.https://www.molsci.jp/activities/award/winner/poster/

2023.12.8

京大化学専攻のソフトボール大会で表面・分子分光合同チームが優勝しました.
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2023.11.22

第9回SFG研究会で,渡邊教授,長塚助教,大槻君が発表しました.

2023.11.13

渡邊教授が2023 Taiwan-Japan Workshop on Crystals Growth, Analysis & Calculation (TJ-CGAC) で招待講演しました.

2023.11.11

長塚助教が第18回日本物理学会若手奨励賞を受賞しました.対象になった研究は"表面欠陥の電子的性質と吸着構造への影響"です.https://www.jps.or.jp/activities/awards/jusyosya/wakate2024.php

2023.10.23

小板谷准教授が日本物理学会で発表を行いました.

2023.09.21

分子科学討論会でメンバーが発表を行いました.口頭発表は渡邊教授,小板谷准教授,長塚助教が,ポスター発表は松口くん,劉くん,安村くん,大槻くんがそれぞれ行いました.
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2023.09.15

渡邊教授が8th Asian Spectroscopy Conferenceで招待講演を行いました.タイトルは"Ultrafast Spectral Diffusion of Molecular Excitons in Organic Thin Films"

2023.09.04

小板谷准教授が第1回 先端放射光活用研究会「放射光を用いた触媒キャラクタリゼーションの現在と未来」で講演を行いました.タイトルは"準大気圧光電子分光法を用いた不均一触媒反応のその場観測"

2023.07.22

渡邊教授が19th International Conference on Diffusion in Solids and Liquids(DSL2023)で招待講演を行いました.タイトルは"Water Adsorption and Reactions on Stepped Pt Surfaces"

2023.06.30

森野レクチャーが開催され,独国マックスプランク高分子研究所directorのMischa Bonn教授に講演していただきました.タイトルは”Water and Graphene - a Quaint Quantum Couple”

2023.5.31

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新メンバーとして,安村くん,西多くん,大槻くん,水谷くん,窪田くん,富永くんが加わりました.

2023.03.24

長塚助教が日本物理学会で発表しました.タイトルは,ヘテロダイン検出和周波発生振動分光によるPt(553)上氷薄膜の界面構造.

2023.03.24

小板谷准教授が日本物理学会領域9のシンポジウム"先端量子ビームを用いた表面科学研究の最前線"で講演を行いました.タイトルは,雰囲気制御光電子分光による表面反応過程のその場観測.

2023.03.23

修士論文発表会が行われました.柴田君、山本君お疲れ様でした.

2023.02.06

修士論文発表会が行われました.柴田君、山本君お疲れ様でした.

2023.02.06

吉田くんが博士論文研究発表会で講演しました.タイトルは,”分子集合体における超高速スペクトル拡散ダイナミクスの研究”.

2022.10.14

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渡邊教授が12th Asian Conference on Ultrafast Phenomenaで招待講演しました。

2023.01.04

表面・界面スペクトロスコピー2022で柴田くん,木下さん,松口くんが発表し,木下さんがポスター賞を受賞しました.タイトルはそれぞれ,「ヘテロダイン検出和周波発生振動分光によるPt(553)表面における水分子の吸着構造」,「ヘテロダイン検出和周波発生振動分光によるPt(533)表面における水素と水の共吸着による反応」,「Niシードを用いたグラフェン上におけるインジウム超薄膜の構造制御と深紫外プラズモン応答の実現」です.

2022.12.09-10

小板谷准教授が14th International Symposium on Atomic Level Characterizations for New Materials and Devices '22で招待講演をされました.タイトルは“Operando observation of heterogeneous catalysts by ambient-pressure XPS”

2022.10.21

森野レクチャーが開催され,独国フリッツ・ハーバー研究所のHans-Joachim Freund教授に講演していただきました.タイトルは”Model Systems for Heterogeneous Catalysts at the Atomic Scale: Can Surface Science Contribute? - Action Spectroscopy and Reactions in Confined Space with particular emphasis on Silica bilayers on Ru(0001)”
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2022.10.14

分子科学討論会で長塚助教と吉田くん,木下さんが発表しました.

2022.09.22

吉田くんの論文がACSのVSIに転載されました.https://pubs.acs.org/page/jpchax/vsi/QCP

2022.08.31

長塚助教の論文がJCPLにでました. "Proton Configuration in Water Chain on Pt(533)" https://doi.org/10.1021/acs.jpclett.2c01378

2022.08.12

小板谷貴典 准教授があたらしく着任されました.

2022.08.01

木下絵里加さん,竹内肇くん,所風伍くん,小島祐輝くん,神柱尚汰くん,藤颯太くんが新メンバーとして加わりました.

2022.04.01